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Vol.233 連結決算は難しいものなのか?

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連結決算は難しい?

連結決算は難しいイメージが
一般的にはあると思います。

 

この連結決算を簡単に表現すると、
「足したあとに、引く」
という手続きになります。

すべてのグループ会社の数値を
いったん合算したうえで、
重複している部分を取り除いて完成です。

 

概念としては、とても単純で、
それほど難しいものではありません。

 

とはいえ、とても悩むケースも
ちょこちょこと出てくるものです。

これを大きく分けると2つの側面がある気がします。

 

悩むケースの1つ目としては、
連結決算の考え方・理論の点で難解な部分があり、
専門的に側面で悩むケース。

そして、もう1つは、
足したり、引いたりすることはわかっていても、
それをするための前提の数値が上手く収集できない、
実務的な管理面で悩むケースです。

 

前者の方は、専門領域なので、
知識で解決するしかない側面ではありますが、
実際に多くの会社で苦労するのは、
どちらかというと後者の管理的側面の方だと思います。

連結決算の専門的な知識を必要として悩む領域は、
せいぜい10%程度なのではないでしょうか。

 

●関連記事

「Vol.169 連結決算業務で解決が一番難しい論点とは?(1/2)」

「Vol.170 連結決算業務で解決が一番難しい論点とは?(2/2)」

 

 

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