前回の続きとなりますが、
これまでの記事のテーマを、
下図の形で整理をしてみたいと思います。

 
整 備(デザイン) 運 用(仕組み)
分 業 複数会社化
子会社デザイン
ポジショニング
海外展開
グループ経営資源配分
シェアードサービス
標準化
各業務フロー作成
組織習慣
調 整 ホールディングカンパニー
グループ経営参謀
連結決算
連結納税
グループ経営戦略
グループ資本政策
グループ資金管理
グループ顧客戦略
グループ地域戦略
グループ商品戦略
グループ情報収集
子会社の決算日
子会社管理
グループリーダーシップ
グループ内マーケティング
グループ経営人材
社員の気持ち
連結決算の仕組み
連結決算への社長の関与
月次連結決算
横串管理
グループ最適
グループ全体の見える化
グループバリューチェーン
グループ内シナジー
数値シミュレーション
キードキュメント
連結パッケージ
連結決算システム
赤字子会社への経営判断

改めて過去記事をもとに
整理をしてみましたが、
シンプルな分類分けにしただけに、
分類するのは難しかったです。

これまで、
もともと整理をされた形のものを
体系立ててお伝えしているというよりは、
各論をランダムにお伝えしてきたため、
途中で上図の整理に果てはめること自体が
容易ではありません。

とはいえ、
記事数も多くなってきたため、
一定の整理をしておこうという目的ですので、
上図整理は参考程度に
ご確認いただければと思います。

Vol.27(3)

 

ただ、お伝えしたいこととしては、
いろいろな要素が複合的に積みあがって
グループ経営の組織が成り立っている、
ということです。

 

たとえば、
グループ経営を実践していくなかで、
「連結決算の仕組みを導入したい」
「ホールディングス化したい」
「シェアードサービス機能を作りたい」
「連結納税を採り入れたい」
「海外子会社を作りたい」
「グループ全体を見える化したい」
「グループの効率化を図りたい」
といったようなことに
今後取り組まれていくと思います。

このような取り組みを目指すときに
きちんと全体の絵を描き、取り組まなければ、
何のためにやっている取組みかが
見えなくなってしまいます。

Vol.20(3)

 

グループ経営の場合には、
立場が異なる、多くの社員を巻き込まなければ、
上記のような取り組みを
成功させることが難しいです。

そのため、経営者自らが、
グループ経営の全体像を整理したうえで、
・現在どこに課題があり、
・将来どのような理想形を意図していて、
・そのためには、どのような取り組みが必要であるのか
といったことを、
具体的にしておくことが重要です。

その取り組みの目的を
関係者が共通の認識として持っていない限り、
グループ全体が混乱してしまい、
取り組み自体が逆効果になる可能性があります。

 

是非、
●現在地(課題)
●目指すべき形(理想)
●両者のギャップ
について明確にすることから
始めてみてください。

これらが具体的になっていれば、
そのギャップを埋めるために、
どのような取り組み(手段)が必要かも、
自ずと見えてくるはずです。

Vol.25(1)

今、社長として
本当に取り組むべきは、
どのような取り組みでしょうか?

連結決算書の作成でしょうか?
シェアードサービス組織づくりでしょうか?
ホールディングス経営でしょうか?
連結グループ業務の見える化でしょうか?

 

これまでの整理の最後として、
次回に①~④のポイントを簡単にまとめたいと思います。