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Vol.2 事業成長と複数会社化

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上場会社の多くは連結グループ経営をしています。
90%以上は複数会社化していると思います。

毎日のように、
「子会社を設立しました」
「合弁会社を設立しました」
「他社の株式を購入し、子会社化しました」
といったようなリリースが出ています。

 

上場会社の場合は、
このような開示が義務化されているため、
把握がしやすいのですが、
上場していない会社や、小さな規模の会社は
どうなのでしょうか?

上場会社でなくても、
そこそこの規模の会社になると会社を複数化させて、
グループ企業として経営をしているケースが
かなり多いと思います。

これは偶然ではないはずです。
企業は成長し、顧客を増やしていかなければ、
永続していくことが難しいものです。

成長を考えると、
常に新たな市場や分野に挑戦することとなり、
それに応じて事業規模・範囲が大きくなります。

 

仮に同じ事業をしていたとしても、
地域を拡大させる場合や、
海外に進出する場合、
その地域に子会社を設立するケースも多いです。

つまり、企業成長において
会社を複数化させて、
連結グループとして経営をしていくことは
必然の流れだと言ってよいでしょう。

Vol.2

 

創業当初から連結グループ経営を考えている
経営者は稀だと言えます。

創業時はやりたいことややるべきことが
かなり狭い範囲に集まっていますので。

 

但し、事業を継続し、成長させている経営者は
自然と考える範囲は広がっていき、
やりたいことややるべきことが広範囲になっていくものです。

結局、その行きつく先として、
事業ごとに会社を分けたり、
地域によって会社を分けたり、
といった感じで複数会社化していきます。

つまり、

—————————————–
社長が
「会社を複数化したい」
と思ったということは、
会社として成長し、
ステージが変わってきた証
—————————————–

だと言えます。

 

ステージが変わってきたのであれば、
複数会社化、つまり「連結グループ経営」に
是非チャレンジしてみてください。

想定外のことも起こると思いますが、
経営者としての幅が広がると思います。

★★★★★★★
新しくやりたいことは、
1つの会社で整理できますか?
★★★★★★★

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