子会社のリソース不足
グループ経営の現場において、
一般的には、親会社より子会社の方が
リソースが少ない状況が多いと思います。
このような状況のなかで、
子会社側のリソース不足をどのように解決するべきか、
悩む場面も多いものです。
親会社の方がリソースを割いて子会社を支援するのか。
それとも、あくまで子会社の業務ということで、
親会社は手を差し伸べず、子会社側で実施させるのか。
親会社が手を差し伸べすぎると、
子会社が育たなかったり、甘えたりしますし、
子会社側にとって、業務が他人事になりがちです。
一方で、まったく親会社が支援をしないとなると、
子会社側で業務がこぼれおちる可能性が高いです。
アメとムチのバランス
状況によって適切な対応方法は様々だと思いますが、
親会社は、うまく「アメとムチ」を使い分けて、
ときには子会社業務を支援し、ときには突き放して自己完結させる、
といった形でマネジメントをしていく必要があります。
この使い分けが難しいのですが、
アメとムチのバランスは親会社にとってとても重要です。
どちらかだけでは上手くいかないと思いますので。