記事一覧

【用語】合併

Pocket

※連結グループ経営を実践するうえで社長にも知っておいていただきたい用語の解説です。

解説

オレンジ会社と青会社が合併をする。

前提

<各社の事業内容>
・オレンジ会社では、「緑事業」と「紫事業」を実施しています。

voc.1

・青会社では、「赤事業」を実施しています。

voc.2

 

<株主>
・オレンジ会社の株主のオレンジ社長です。

voc.3

・青会会社の株主の青社長です。

voc.4

 

<合併の概要>
✓合併とは、2つの会社が1つになることです。

✓1つになる際には、どちらかの法人が存続し、どちらかの法人が消滅します。

✓今回はオレンジ会社が存続し、青会社は消滅することにします。

✓会社はオレンジ会社だけになります。

✓青会社で実施していた赤事業はオレンジ会社へ移ります。

✓青社長・株主は、新たにオレンジ会社の株主になります。

✓結果として、

voc.5

・会社は、オレンジ会社1つになります。

・そのなかで、緑事業・紫事業・赤事業が実施されます。

・オレンジ社長は今まで通り、オレンジ会社の社長です。

・青社長はオレンジ会社の新たな株主となります。

オレンジ会社の株主は、オレンジ社長と青社長の2人なります。

持株比率は、力関係・交渉等を経て決まります。

 

<法律上の主な手続き>
合併契約を締結します。

②事前開示事項を備置きします。

株主総会の承認を受けます。

債権者保護手続き(広告・催告)をします。

⑤合併登記をします。

※大まかな流れになります。
※それぞれ例外がある場合があります。
※それぞれ会社法で定められた手続き期日があります。

⇒顧問の弁護士・司法書士に確認をしましょう。

関連記事