グループ利益を最大化すること。

これはグループ企業が、
成長し、永続していくためには、
必須の条件と言ってもよいかもしれません。

企業が永続していくための源泉は、
やはり「利益」にいきつきます。

それでは、
グループ利益を最大化するために
経営者として意識すべきことは、
どのようなことでしょうか?

1つ挙げるとすると、
「グループ経営資源の最適配分」
が挙げられると思います。

Vol.37(5)

経営資源は無限ではなく、有限です。

そのため、
限りある経営資源を、
どのように活用していくかは、
経営者として重要な仕事です。

この経営者の手腕次第で、
企業の競争力に差が生じます。

ここで、
この経営者の重要な仕事を
少しロジカルに、以下のように分解してみたいと思います。

「経営力=経営資源量×最適配分力×資源運用力」

経営という複雑なものを、
このように単純に因数分解するのは、
本来不可能です。

ただ、複雑だからこそ、
仮決めであっても、まずはシンプルにして
話を進めなければ前に進みませんので、
このように公式化させていただきました。

Vol.25(2)

一般的には
経営資源が多くある会社の方が
有利かもしれませんが、
それを上手く活用できていなければ、
宝の持ち腐れです。

上手く活用するとは、
最適配分をすることで環境を整えること。
そして、
配分された経営資源を
期待通りに運用すること。

結局、
経営資源が最適に配分され、
適切に機能しなければ、
力は発揮されません。

一見、経営資源で劣っている
小さな会社や中小企業でも、
その配分方法や運用力次第で、
いくらでも大企業に勝てるということです。

こう考えると、
小さな会社や中小企業であっても、
希望が持てます。

Vol.71(1)

それでは、
大企業に勝つための経営を実践するために、
「経営資源量×最適配分力×資源運用力」
の効果を最大化するためには、
どうすればよいのでしょうか?

大企業や他社に勝っていくためには、
まず何から始めればよいのでしょうか?

ありきたりな答えにはなりますが、
やはり、
「正確な現状把握」
からスタートすべきでしょう。

実行できない、続かない、
といったことは、
現状が明確になっていないことに
大きな原因があります。

「現状のままではまずい」
という危機感や、
「今後こうすれば上手くいく」
という道筋や期待が、
具体的かつ明確になっていれば、
人間は動くことができます。

というよりは、
明確な危機感を肌で感じると
動かざるを得なくなりますし、
明確な期待を感じると、
自然と動きたくなります。

つまり、
何はともあれ、
「正確な現状把握」
がスタートということになります。

Vol.53(2)

グループ経営を前提として
今回の公式に当てはめると、
・現状の「グループ内経営資源」を見える化する
・現状の「グループ内資源配分状況」を見える化する
・現状の「グループ内資源運用力」を見える化する
ということです。

いかがでしょうか?

グループ経営者として、
適切な経営判断をするうえで、
グループ内にどのような経営資源があるか、
明確にできていますでしょうか?

 

適切な経営判断は、
適切な現状把握のうえに成り立ちます。

適切な現状把握を基礎にした
経営判断でなければ、
その判断が成功したとしても、失敗したとしても
その成功の理由、失敗の理由を
検証することが困難です。

永続していける企業は
「再現性=成功の方程式」
必ず持っています。
まぐれの成功は何回も続きませんので。

このような
「再現性のある適切な経営判断」
のベースには、
「正確な現状把握」
が不可欠です。

Vol.27(2)

永続を目指すグループ経営者としては、
現状の「グループ内経営資源」の状況を
正確に把握することがスタートだということです。

ちなみに、
一口に経営資源といっても
様々なものがあります。

一般的には
「経営資源=人・モノ・お金・情報」
といった要素で語られることがあります。

但し、
実際には経営資源と言っても
目に見えるものから
目に見えづらいものまで
あらゆるものが考えられます。

目に見えない経営資源まで含めて、
グループ内のあらゆる経営資源を
正確に把握する必要があります。

そのためには、まずは、
グループ内経営資源を
徹底的に見える化してみてください。

Vol.53(2)

今まで気づけていなかった
「自社の可能性」
「自社の改善余地」
に気づけるはずです。