人手不足
最近は、
人手不足のため困っているという
会社の様子を多く見聞きします。
景気が悪くないということも要因だとは思いますが、
とくに小売業は大変のようですね。
よく「AI」の発達で、
「今後は人がする仕事はロボットに奪われていく」
といったことも聞きますが、
今はまだまだ人に頼った仕事が多いということでしょうか。
私の事務所でも
人手不足は少し他人事のように思っていましたが、
私の事務所も増員をしなければということで、
ずっと動いているのですが、なかなか採用ができません。
気づけば、人手不足は、
他人事ではなくなっていました…。
昔はハローワークとかでも
求人を出すと、少なからず反応があったのですが、
ここ最近は、反応はほぼ無しといった状況です。
好条件を提示でき、ブランド力もある大企業でも
採用が難しくなってきている世の中で、
私の事務所のような小さな組織にとっては、
採用はとてもハードルが高くなっていることを実感している最近です。
労働集約型モデルからの脱却?
とはいえ、
なんとかして採用をしなければと、
いろいろな方法を考えているのですが、
なかなか上手くいきません。
それで、最近は、
良い人材は採用できないという前提を覚悟したうえで、
きちんとビジネスが回っていくような仕事内容や仕事のやり方に
変えていくことを真剣に考えるようになってきていました。
もともと労働集約型のビジネスになりやすい業界です。
人件費が高くなるのは少し不安ですが、
一方で良い人材がきちんと動いてくれて成り立つ側面もあります。
ただ、良い人材を確保するのが難しい、
というここ最近の状況のなかで、
どのようなビジネススタイルで取り組んでいくべきか。
もう少し知的ノウハウ等を活用することで、
労働集約型モデルから抜け出せると理想的なのですが、
そう簡単でもありませんし…。
もしかして楽をしすぎているのでは?
最近、人材や働き方のことをいろいろと考えていくうちに、
「なんだか楽して稼ごうとしすぎているのではないか?」
という疑問が、ふと自分自身にわいてきました。
かっこよく表現すると
「生産性の高い働き方」
ということになるのでしょうか。
上手く表現できないのですが、
なんだか生産性を考えれば考えるほど、
効率ばかりを考えてしまい、
そもそもの
「なぜ自分は働いているのか?」
「誰を支援すべきなのか?」
という点を
見失いがちになってきている気が最近してきました。
きちんと仕事の意義について信念をもったうえで、
一生懸命働いた結果として生産性が上がる、
という流れであれば問題ないと思うのですが、
今の自分は、なんだか逆の発想をしているような気がしてきました。
つまり、
「生産性を上げるために、どのような仕事をしようか」
といった考え方になっている気がします。
このような考え方が
完全に否定されるわけではないと思いますが、
もともとの私の性格やスタイルとは
たぶん逆の考え方なのだと思います。
もうすぐ40歳
もうすぐ40歳になります。
そろそろ働き方も変えて生産性も良くしなければ、
という考え方も悪くはないと思いますし、
同世代の周りの経営者や同業者が効率よく働いている姿を見ると、
ついつい影響されてしまいます。
私自身も最近は、
「良い人を採用して、仕組みを作って、生産性を高めて、…」
みたいなことをちょっと考えすぎていました。
ただ、他人は他人で、自分は自分です。
他人の価値観を自分に押し付け過ぎると、
どうしても違和感は出てきます。
ということで、
少し自分を振り返り、反省もして、
自分らしい仕事のスタイルを意識しながら
働く意義を見つめ直すことにしました。
もともと「雑草」のような人生ですので。
なんだか取り留めもなく、
ここ最近の雑感を書いてしまいましたが、
私自身のサービス内容や当ブログの方針も
少し考え直してみたいと思います。
「もうすぐ40歳」ではなく、
「まだまだ40歳」という気持ちで、
周りの同世代の成功者像は気にせず、
生産性とか効率性とかも意識しすぎず、
頭も体もバリバリ動かして頑張りたいと思います!