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【雑感】個人的なトピック(最近の悩み…)

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最近の個人的トピック

1月~3月は個人的に忙しい時期なのですが、
この時期の忙しさが年々ひどくなってきています。

業界特有のものでもあり仕方ない面もあるのですが、
今年はとくにバタバタな年になり、
ブログの更新頻度も落ちてきました。
(書きたいコンテンツはいろいろあるのですが)

 

このような落ち着かない時期ですが、
プライベート的なことで最近新しい悩みができ、
家庭内でいろいろと意見を出し合っています。

グループ経営等の専門分野で
書きたいコンテンツはたまっているのですが…、
今回は、ちょっと息抜き的に
この個人的なトピック(悩み)について書いてみたいと思います。

 

閉園危機

「幼稚園に園児が集まらないため、
 このままだと閉園になってしまう」

娘が通う幼稚園の運営の方から
最近連絡がありました。

 

今の時代は
勉強にしても、スポーツにしても
早期教育が主流だと思います。

一方、うちの娘の場合は、
そのようなトレンドに反して
早期教育をせず、自然と触れ合う感じのポリシーをもつ
幼稚園に入りました。
(参考:百聞は一見に如かず

とくに子供の教育を考える際に、
大勢の子供と真逆の道に進ませるのは親としては不安でしたが、
「まあ、幼稚園の3年間だったらよいか」
と思い、1年前に入園をしました。

 

正直、いまだに不安ですが、
とても親身に子供と接してくれる幼稚園ですし、
デメリットを補ってくれるだけの安心感が今では出てきました。

そのようななかで、
「閉園危機」
という新たな問題が出てきました。

 

集客・営業・販売

今の時代とは逆行する流れの幼稚園ですし、
補助金とかも出ないので、
認可の保育園とかに通わせるよりお金もかかります。

このような事情もある中で少子化時代です。
今まで通りにしていたら入園希望者も減ってしまうのも理解はできます。

 

もともと少人数の幼稚園ですが、
さすがに、これ以上入園者が減ると
いろいろな意味で運営を続けるのが厳しいようです。

園のほとんどの要素がボランティアで成り立っているため、
財政的にはもともと厳しい様子でしたが…。

 

ただ、親としては、
「なんとか園に存続してほしい」
という思いが強いです。

このような思いは、
他の家族も同じ思いのようで、
最近は保護者会の方が積極的に「案」を出し合い、
園の運営の方へ提案をしている状況です。

 

これまでは母親同士が協力しながら、
いろいろとボランティア的に活動していて、
私自身はその様子を聞くぐらいでした。

ただ、今の危機状況を聞くと、
私も何かできることがないかという思いも強くなりました。

今は案出しに協力をし始めた程度ですが、
具体的に協力ができることがないか、
結構な時間を費やして家族内で話し合いをしています。

 

集客と営業・販売

今回の問題を端的に表現すると、
「集客」「営業・販売」
の問題に行き着くような気がします。

 

ビジネスが継続していくためには、
「集客」と「営業・販売」の2つの要素が
どうしても欠かせません。

どれだけ「情熱」「思い」「理念」が強いビジネスでも、
それがきちんと顧客に伝わり、存在を知ってもらい、
購入してもらい、応援し続けてもらわなければ、
長く続けていくのは難しいものです。

幼稚園の場合が純粋なビジネス的な要素だけで
語れるものではないかと思いますが、
今回の閉園危機の状況を考えると、
どうしてもビジネス的な要素(集客×営業)を意識せざるを得ません。

強い「理念」だけを定性的に強調しているだけでは難しい
という今の現実があるからです。

 

入園者が減少しているという現実を直視して、
きちんと顧客(≒入園希望の保護者)目線も取り入れつつ情報発信をして、
まずは存在を知ってもらう必要があると思います。

 

また、
どうしても「思い」「理念」先行の幼稚園なので、
発信している情報も「自己満足」的なコンテンツになりがちな傾向もあります。

そのため、
その幼稚園の良さを理解してらうだけでなく、
今の時代と逆行する教育方針へ不安を抱く
入園検討中の保護者にきちんと情報を伝えてあげて、
不安を取り除いてあげるようなこともしてあげることも
重要なのではないかと思います。

 

厳しい時代の中で幼稚園が生き残っていくには、
きちんと「集客」「営業・販売」の問題であることを意識して共有し、
みんなで一丸となって取り組まなければいけない。
そんな気がしています。

 

願い

このようなことを、うちの中でも話し合ったり、
保護者同士が協議したりしながら、
なんとか閉園危機を乗り切ろうと頑張っている最近です。

そんな感じのため、仕事の方も繁忙期な最近ですが、
プライベートの方も忙しい感じです。

 

でも、閉園危機のときに、
関係者が多くの時間を割き、いろいろな案を出し、
実際に行動を起こしている状況を見ると、
「きっと大丈夫だろう」
という根拠のない思いもあったりします。

多くの人に支えられている状況や
多くの人が存続してほしいと思っている状況があるのであれば、
なんとかなるのではないか。
少し甘い考えかもしれませんが、このように思ってしまいます。

ボランティア精神で
みんなが一生懸命頑張っている姿をみると、
自然と心を動かされるものですね。
とりあえず私もできる協力をしてみたいと思います。

 

ちなみに昨日、
入園して初めての参観日のようなイベントありました。
娘が友達と一緒に何かをやっている姿を初めて見た気がします。
一番年下なので、動きは鈍かったですが、
頑張って「こぶとり爺さん」の青鬼の役で歌って踊っていました。

娘も幼稚園は楽しいと言っていますし、
なんとか存続してもらいたいものです。

★★★★★★★
やはり理念だけでは難しいのでしょうか…
★★★★★★★

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