今年は8月1日より
大企業を中心とした就職活動が
解禁されたようです。

少子高齢化社会において
労働人口が減少していく傾向の中で、
最近の景気回復のより、
人手不足感が深刻になってきました。

正社員化を加速させる企業も増えてきていますが、
今後「人材の確保」が間違いなく
経営の最重要課題になるはずです。

経営には
いろいろな大事な要素がありますが、
最後に行きつくところは、
「人」
になっていきます。

Vol.81(4)

間違いなく、
「企業の力=人の力」
になるはずです。

ここでいう「人」には、
経営者も含まれますし、
アルバイト等の人材も含まれます。

結局、
経営戦略を作るのも「人」ですし、
経営戦略を実行するのも「人」です。
企業経営のすべては、
「人」に行きつくと考えて良いでしょう。

優秀な人材を常に獲得できる大会社とは違い、
とくに小さな会社や中小企業では、
人を大切にし、育てていくことが出来なければ、
企業存続に直結する問題になります。

Vol.57(2)

一方で、
ネームバリューやブランド力が無いと、
そもそも優秀な人材に見向きもしてもらえない、
というジレンマもあると思います。

これは、
1つの現実として受け入れざるを得ません。

経営者としては、
見向きをしてもらえる会社に変えていくしかない、
と覚悟してください。

そのためには、
まずは、
「今の人材」
に目を向けるところから
始めるしかありません。

今働いてくれている人材が
本当に幸せに働ける会社になっていければ、
自ずと魅力のある会社として
外部人材も目を向けてくれるようになるはずです。

良い人材を採用することも重要ですが、
そのために「今いる社員」のことを
再度見つめ直す必要があります。

そして、まずは
「今いてくれる社員が辞めない組織」
に変えることが、
結局は新規採用の近道でもあります。

Vol.89(3)

もし
「今いる社員では物足りない」
「今いる社員では変われない」
ということであれば、
おそらく経営者にも問題があるはずです。

社員は
経営者の姿勢を写す鏡のようなものなので、
「社員が物足りない=社長が物足りない」
「社員が変われない=社長が変われていない」
という可能性が高いです。

 

少し前置きが長くなりましたが、
このような人材の考え方は、
1つの会社であっても
グループ経営においても同様です。

グループ経営の場合には、
より緻密に
「グループ人材戦略」
の検討、実行が必要になってくるでしょう。

グループ企業は、
法人格は別法人であっても、
外からの見た目は同じ会社として見られます。

たとえば、
グループ企業のうち1社だけが
素晴らしい人材戦略をもっていても
効果は薄いです。

もし1社でも
ブラック企業のような会社があれば、
他のグループ企業も同様に
見られてしまいます。

VOL.9

結局、
グループ全体として、
人を大切にし、育てていく仕組みがなければ意味が無い、
ということです。

逆に、
グループ全体として、
素晴らしい人材戦略を実行していければ、
他社と比べて何倍もの競争力をもった
企業グループになっていけるはずです。

このようなグループ人材戦略を立案し、
実行していくために有効なのが、
「ホールディングス経営」
です。

そして、
グループ人材戦略の要になるが
「ホールディングカンパニー」
です。

Vol.76(3)

実は、
事業ごとに複数会社化することは、
人材戦略という意味では、
一定のメリットがあります。

業種や仕事内容によって
働き方や望むべき人材が異なることがありますが、
1つの会社の場合には、
1つの人事制度やルールに縛られがちです。

一方で、
人の働き方や求められる人材の特性に応じて、
会社を分けてグループ会社化しておくと、
それぞれのグループ会社に適した
人事制度やルールを適用していけるというメリットがあります。

一方で、
法人格は違えど同じグループ内の会社であれば、
グループ社員として最低限望まれるレベルは、
全グループ社員に満たしておいた欲しいものです。

そうでなければ、
グループ全体としても
バラバラの組織になってしまいます。

つまり、
グループ経営を前提にすると、
①グループ内で共通の「グループ人材戦略」
②グループ各社特有の「グループ会社別人材戦略」
の2つを同時に実践していく必要がある
ということです。

このような人材戦略を管理し、
フォローしていく際に、
ホールディングカンパニーが
力を発揮してくれます。

Vol.74(4)

俯瞰的な立場にある
ホールディングカンパニーに、
「グループ人材の底上げ・標準化」
「グループ人材の多様化」
という2つのミッションを持ってもらうのです。

そして、
このような「ホールディングス経営の仕組み」を作るのは、
経営者の重要な仕事です。

グループ経営者は、
ホールディングスを上手く活用して、
今いてくれるグループ人材が辞めない仕組み、
今いてくれるグループ人材が育つ仕組み、
の構築を心掛けてください。