今年の働き方

「今年は仕事を効率化して、
 長時間労働は極力少なくしていこう」

このような決意をもって臨んだ今年ですが、
年始から仕事漬けの日々になっています・・、反省です。

 

私の場合、
基本的には自分で時間をコントロールできる立場なので、
一般的な平日・休日といった区分に関係なく、
いつ仕事をして、いつプライベートの時間にするか、
ある程度自由に調整できるはずです。

とはいえ、平日にゆっくり休んだり、
プライベートの時間にあてられたりするかというと、
仕事の連絡も入るため、なんだか落ち着きませんし、
プライベートの時間にしづらいのも実情です。

 

結局、平日も働き、休日も働き、
ということになりがちで、良くないですね。

 

世間では働き方を変えようとする動きが
活発になってきているのを、
最近はよく目にしたり、耳にしたりします。

私もこの世間のトレンドにのって、
なんとか働き方を変えていきたいと思っている今年です。

 

CFO

働き方を変えるというと、
いろいろなニュアンスがあると思いますが、
ポイントの1つとして、
「生産性の高い仕事に変えていく」
ということが重要になってきます。

私の業務のなかで
どうしても関わりが多くなるのは、
「CFO(最高財務責任者)」
という立場です。

社長がすべての面で万能であればよいのですが、
現実的にはそうもいかないため、
成長・安定している会社には、
数値管理や財務面で経営者を陰で支える立場として
必ずCFOの存在があるものです。

 

このようなCFOの今後の働き方という点で参考になる記事が、
2017年1月9日号の「経営財務」という雑誌に掲載されていました。

内容は、
「CFOサイトの閲覧数トップ10」
という記事の中でのランキングです。

—————————————————-
#10 CEO(社長)は,CFOにマネジメントに関連する種々の技法等にもとづく支援を期待している
#9 会計の役割は終わった
#8 2016年のERPの傾向
#7 トランプの企業税制改革:CFOとして知っておくべきこと
#6 新しいFASB(財務会計基準審議会)のリース基準は,貸借対照表残高を膨らます
#5 いたるところにロボット
#4 債務減少の為に破産申請したコールセンターのソフトウェア会社
#3 マネジメント・レビュー管理についてのコンセンサスを得る
#2 ロボット会計士現れる
#1 新残業支払基準:どのように対応するか
—————————————————-

 

CFOの役割としては,
従来の会計業務中心から
経営戦略や意思決定などのマネジメントに関連する業務へ
シフトしていく傾向がより強くなると思われます。

ポイントとしては、

—————————————
●ERP(全社統合システム)に関する事項や
  会計に関連するロボットについてのテーマが目立っている。
●CFOの役割がもはや会計という枠を超えて、
  社長に対する経営戦略の策定や意思決定に関する
  財務・経理の専門家としての助言のウエイトが高まってきている。
●高度なソフトウェアが出回ることで機械的な会計作業はロボットに置き換えられ、
  人間は判断業務に特化していく。
—————————————

とのことです。

 

このような論点は昔から言われていることで
今に始まったわけではありませんし、
総論としては私自身も全くの同感です。

ただ、2017年は、
このトレンドがより加速すると思いますし、
この流れを採り入れていけない企業は
衰退していく可能性が高まるということでしょう。

 

私自身も「働き方」「サービス内容」を
このようなトレンドに合うように本格的に変えていかなければ、
という危機感のもと今年は頑張っていきたいと思っています。

 

クラウド会計

上記のCFO関連の記事でもありましたが、
今後は「会計」の役割をもっともっと真剣に考え、
経営者にも伝えていく必要性を感じています。

 

ロボット、人工知能、が発達していくなかで、
会計はどのような役割を担っていき、
会計に携わる人材はどのように仕事をしていくべきか。

 

理想的には、

————————————
●社長に対する経営戦略の策定や意思決定に役立つ情報を提供する
●人間しかできない判断業務や付加価値の高い業務を増やしていく
—————————————

といったことはよく言われることですが、
具体的に取り組んでいくのは容易ではありません。

 

私自身も「理想」と「現実」の間で、
試行錯誤し続けているテーマではありますが、
昨年1年間で、試験的に以下を試みました。

——————————–
①自分の事務所の会計をクラウド会計に変更
②クライアント先で「クラウド会計導入+業務標準化」の導入コンサル
——————————–

 

ちなみに、システムとしては、
「マネーフォワード」
というクラウド会計・業務ソフトを活用しました。

 

使ってみた感想としては、
さすがに上場企業での活用は、まだ難しそうな感じですが、
10名~100名規模の会社であれば、
結構フィットしそうな感触です。

業務改善・組織改革とセットで
クラウド会計・クラウド業務ソフトを活用すると、
効果が見込めるような手ごたえです。

 

「会計+クラウド」の可能性

但し、クラウド会計を導入しただけで、
業務が劇的に変わるほど甘くはありません。
(それだったら、どこの会社も導入しますよね・・・)

私自身、コンサルティングの現場でも
いろいろな発見や気づきはあったのですが、
結局、最後にぶつかる難関は、
システム変更や導入に伴って、

————————–
社員の考え方と行動を変える必要がある
————————–

という点だと思います。

当然ながら、この壁にぶつかってしまいました。

 

クラウド、ロボット、AI、といった
良いツールを上手く組織に組み込み、活用するには、
やはり主体となる「社員(ヒト)」の方も
今までの考え方や行動を変える必要性がでてきます。

そして、社員の考え方・行動を変えるには、
やはり社長の努力が不可欠になる、
ということなのだと思います。

 

社長自らが率先して
考え方や行動を変える必要があるかもしれません。
言いたくないことや要求したくないことでも
社員に言ったり、要求する場面も出てくると思います。

社長の協力なくしては組織改革は不可能ということでしょう。

 

組織を変えていくのはとても大変だと思いますが、
一方で、クラウド会計・業務ソフトを導入することを「良いきっかけ」にして、
会社を変え、社員を変えていく、というのもありだな、
と昨年のいくつかのトラアルで改めて感じました。

 

私自身においては、
事務所の会計については、
ほぼ「日次決算」化することができました。
(小規模なので、容易なだけですが・・・)

 

社員数が増えれば増えるほど、
難易度が高くなるのが、
「標準化」
「スピード化」
「効率化」
といったテーマです。

ただ、
「管理会計+クラウドソフト」
という組み合わせを武器に
「標準化」「スピード化」「効率化」
といったテーマにも挑戦をしていくことで、
これからの「働き方」を変えていくこともできるような
手ごたえがなんとなく出てきました。

 

組織を変えていきたい社長は一度、
「管理会計+クラウドソフト」
を試してみはいかがでしょうか?

結構良い感じですよ。

 

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会計を活用して「働き方」を変えられるのか?
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